確定拠出年金の3つのメリットと4つのデメリットを比較する!
こんにちは。
今回は確定拠出年金についてのお話です。
まず、確定拠出年金?という方の為に簡単に分かりやすく説明をしたいと思います。
※簡単にしないとわかりずらいので…
確定拠出年金とは
- 確定拠出年金には、個人型と企業型があり、個人型と企業型の両制度に重複して加入することはできません。
- 個人型と企業型の違いは、掛金を誰が負担するのかという点です。
- 個人型は加入者、企業型は会社が掛金を負担します。
- 企業型は規約に定めた場合は、法令の上限内かつ、会社の拠出額以下なら、加入者が掛金を上乗せできます。(マッチング拠出)
確定拠出年金(個人型)の変更点
来年1月からこれまで対象外だった公務員や主婦も加入できるように個人型確定拠出年金(以下、個人型DC)が拡充されることになりました。
現行の制度では、勤務先に企業年金がない人や自営業者しか個人型を利用できなかったのが、来年からは新たに公務員と専業主婦も対象となり、企業年金の加入者も上乗せで掛金を拠出できるようになります。
個人型DCの3つの税制メリット
- 掛金を積み立てる時
掛金が全額、所得控除の対象になり、
その年の所得税と翌年の住民税が軽減される。
- 運用中 金融商品は利息や運用益に税金がかかるが、DC制度では非課税となるので複利効果が高まるがかかるが、DC制度では非課税となるので複利効果が高まる。
- 受取時 一時金で受け取るなら、「退職所得」として60歳までの加入期間に応じた一定の非課税枠があり、年金受け取りなら「公的年金等控除」の対象として金額に応じた一定の非課税枠がある。
掛金の上限
■公務員
月額12,000円、年間144,000円
■確定給付型年金制度がある民間企業のサラリーマン
月額20,000円、年間240,000円
■専業主婦などの国民年金第3号被保険者
月額23,000円、年間276,000円
デメリットは?
- 元本割れの可能性も!自己責任で運用
- 掛金を自分で準備が必要です。
- 毎月350円くらい手数料がかかります。
- 60歳までは受け取ることができない
まとめ
確定拠出年金を運用するのは、元々老後の為だと思いますので、60歳まで受け取れないのはデメリットではありません。
元本割れに関しては、運用益はほとんどありませんが、元本割れしない商品もありますので掛金の控除だけ受ければいいんです。
皆様のお役に立てますように!